ピエロと選挙。


なんか
違う。

僕のなかに否定しながらも
それに対応できる
答えがまだない。

今の選挙は選挙ではない。
今の政治は政治ではない。

というのも国と人が
離れてしまっているからだ。

いつからこうなのか
もっと
密接な仲だった筈なのだ。

その答えを出さなければ
批判している僕も
ピエロである。

大袈裟に言えば
死ぬ前に答えを出し
いちシビリアンとして
動きたい。

愉しく。

  


2010年07月12日 Posted by un at 19:12Comments(0)

公民館からこぼれる音符。


4日ぶりに
夜の街を走った。

走りたいなー
という気持ちもなく
まあ、勝手に足が
そちらへ向いたのだ。

真っ暗だけど
クルマのライトやら
外灯で仄かに明るい。

ときおり見える
遠くの自転車は
なんだか蛍のようで。

酔ったおじさんが
ハンドルを握っていれば
完璧な蛍だ。

アパートから
すこし離れた場所に
ある公民館。

そこから
夏が流れていた。

太鼓の音とか笛の音。

まさに僕が存在しない
時代からある音。

走っていて
汗や時折、涙や
流れるなかで
やはり一人ではないなんて
思うのだ。
こういうときに。

漏れるというのは
アパートメントの中では
苦情やら嫌なことに
つながりやすいが
こと祭りとなると
なんだか違う。

足音と太鼓が重なる
ひとときに
豊かさを感じる
夜だった。

  


2010年07月12日 Posted by un at 18:21Comments(0)