オチビサンを斜め右の机において。


漫画はその昔しから
よく読む。

ドラゴンボールとか
いろいろ、さまざまに。
勉学を繰り替えす
フェイクの
主役として。

そんななか
このごろ
突き刺すような
感覚をおぼえたのが
題名のそれだ。

ただただ
季節の趣きを
カタチにあらわす。

斜めだったり
真っ直ぐに。

分かりづらかったり
分かりやすかったり。

ある日本のそれぞれを
あらわす。

なんだか
僕のなかでは
それが心地よく
ひびき、
恍惚感を
ひきだす。

こと細かには
言い表せないけれど
ひどく
懐に入ってくる
漫画だ。


時間を作って
ひとときの
ご拝読を。
  


2010年10月21日 Posted by un at 16:53Comments(2)

とおくの魚。


眼をこらすと
見えない。

それを意識しないで
佇むと
ゆっくりだけれど
見えるようになる。

今の生活で
ひしひしと想うこと。

今日は木曜日。

うまれた曜日を
静かにすごす。

朝、
焼きたてのパンを
食べにいこうか。

薫りとか
珈琲を淹れる
音とかに耳を
かたむけに。
  


2010年10月21日 Posted by un at 05:57Comments(1)

朝、ハルニレ、丸山珈琲と本に囲まれる。


珈琲が
目の前に運ばれるまで
火星の写真集を
見ながら
その音に
耳をかたむけた。

ザラザラー
プシュー
カチン
プシュー

モノが出来上がるまで
これだけ静かに
聞いたことは
なかったけれど

異様なスピードで
気持ちが高揚した。

店の中には
僕ひとり。

スタッフの
真っ白なシャツ。

そして
窓のそとは
すこし風がふいて
木々がゆれていた。



  


2010年10月16日 Posted by un at 20:37Comments(0)

つれづれに。


陽がのぼり
いつのまにか
静かに
あたりが暗くなる。

それは音もなく
誰もが
感じること。

その
瞬きが
くりかえし
くりかえされ
僕は歳をとってゆく。

空が焼けてる様を
ぼや〜っと見ていたら
そんなことを
思った。

どこかの国の
どこかの人も
そんなことを
思っていたら
それは
かぼちゃを蒸かした
ときの薫りのように

あたたかいのかも
しれない。
  


2010年10月15日 Posted by un at 21:18Comments(0)