高野総本店さん。


都内の友人から
頼まれ
あるワインを
探していました。

荷物が多くなるから
長野駅周辺で
買ってお店に
持って行きたいという
訳らしい。

なんて面倒くさがりな。

しかし、
僕も面倒だなと
思いつつ
そのワインラベルを
原研哉さんが
デザインしていたのを
知っていたので探すことに
しました。

なんだかんだで
意外にも
ものの数分で
お店をみつけ
市内では一店舗のみ。
題名の高野総本店さんで
扱っているとのことでした。

早速
電話をしてみると
2007年が12本あるとのこと。
ちょっとイタズラで
全部取置きしてやろうかと
思いましたが、
まあまあ出張と接待で
大変だろうから
やめて電話をきったのです。

すると
数分後着信があり
留守番電話に
何かが録音されました。

なんだろう?

聞いてみると
先ほどの高野総本店さん。

年を間違えていて
2008年のものでした。
とのことだった。

何か僕のなかで
あ、このお店へ
行ってみたいなと
思ったのです。

たかが年の訂正で
当たり前の電話かも
しれません。
しかし
お客様の様子を
推察できていないと
これは出来ません。

また、
二度接触をもつことで
記憶に残りやすい。

さらに
電話をしたときに
こちらの名前も
聞いてきました。
これも、当日買いに
行ったときに
お客様の名前を言うことに
よりワインの名前で
対応するより
一歩踏み込めます。

小さなことですが
数分のなかで自分に
あてはめて
色々なことを省みました。

友人に
そのことを話したら
必ずそこで買うよと
言ってました。

まあ、そこにしか
ないのですが。笑
それは言わず。

そして一つ質問
してみました。

なんでそのワインなのかと。

すると
接待をするときには
必ずではないけれど
持ち込みできる
お店を
選ぶそうです。

そして相手に
合わせながらも
思いのあるものを
持っていくこと。

価格ではなく
買うことが出来ない
思いを伝えるのだと。

いやらしくない
程度に。

なんか
二度おいしい
水曜日でした。

友人に感謝。

では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。


  


2009年11月12日 Posted by un at 07:33Comments(0)