その指さきから伝わる感覚を大事にするのだ。
いつも
ポストに
誰からか葉書や
手紙が
届いていてほしいから
僕はなるべく
それを送るように
している。
仕事やら勉学をおえて
帰ってきたとき
白いポストに
手をのばし
その存在を指先で
確認できたときは
どれだけ嬉しいことか。
たった一通だけれど
脳へつうじる
感覚は
あまりに大きい。
鋭敏な心持ちを
そっともって
これからも暮らして
いきたい。
そう思うのだ。
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