ところどころの空。
空につきでる様に
時間によって
様子をかえる
茶色の塔。
しかし
美しい景色とか
そういうのはあるけれど
記憶にとどまる景色ほど
美しいものは
ないのかもしれない。
僕やあなたが
そのありったけの
美意識を回転させて
つくるものは
何ものでもないから
それぞれに
残るのだろう。
何にしても
どこの国に居ても
変わらないのが
頭のなかのケシキだ。
かわらないから
かわらないのだな。
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