モノタリナイとは愛だ。笑


栃木の友人と
ある飲み物を
飲んだときに出た言葉。

それはあらゆる
ものを削ぎ落とした
健康ビタミンドリンク。

パッケージデザインやら
ウタイ文句から
すると
さぞかし
濃い味なのだろうと
思っていたら
モノタリナイ味
だったのだ。

しかし、だ。

何か勘違いが
これにはあるのではないか。

そう思ってしまうと
いてもたってもいられず
クルマの窓をあけ
スーパーマーケットの
駐車場で議論をはじめた。

そもそも
毎日の食事に限らず
自然の濃さというのは
極めて微妙に
ものたりない。

人工物をいれる事に
よって完璧になり
口に入っていると
思うのだ。

モノタリナイって
本来のもので
これが真っ当なのではないか。

足りないというのは
それを否定するものであり
そこに足し算という
積み木を不安定に
つんで
いずれは崩壊する。

そして世界は
人間のエゴイズムにより
第三次世界大戦勃発。

日本はあれよあれよと
アメリカに吸収されながら
安心と思ったのも束の間。
お隣りに
破壊しつくされる。
それも
メイドインジャパンを
作った職人たちの造った
兵器で。

さらに、、、

まあ、それは
大袈裟にしても

物足り無いは
愛なんだと
お昼の休みに結論
づいたのだ。

僕らは
満足の一歩手前を
意識すれば
食事もそうだけれど
人間関係もスムース
だとおもう。

完璧に
作られたものを
観て、食べて
それを
求める癖がある毎日。

アバウトであった
思考も
スーパーコンピュータ
のように計算しつくされた
ものになってやしないか?

小さな
ドリンクを
また一口飲んで
空を見上げた。

水曜日の昼下がり。

話した内容に
疲労を感じながら。



2010年11月10日 Posted byun at 20:59 │Comments(0)

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