アストランスの一枚の皿。
友人が
小さな声でいった。
料理は
ささやかな呟きの
ようである。
僕はアストランスと
いう料理店は
わからないけれど
彼女はそこで
そう思ったようだ。
いろいろな
味や繊細な調理の仕方は
知らない。
けれど
あの一言は
妙に心に跡をつけた。
人と話しをしていると
あたたかい気持ちに
なるときがある。
場が盛るとか
声が大きくなれば
それが訪れるのではなくて
静謐に
やってくるのだ。
コツコツと。
晴れてきましたね。
よいよい夕刻を。
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