せまいベッドに本を広げる。


時間を作って
図書館にゆく。

特別読むのが凄く
好きとか
活字中毒とか
そういう頑なな
感じではない。

ただただ
流れに身を任せる様な
あやふやな風なのだ。

カウンターに
置くと
バーコードで
現代の音を鳴らしながら
その借り出しの行為が
終わる。

坂道をゆっくり歩く。

夕焼けになる
空を見上げながら
今日は淡いな〜とか
今日はなんだか
儚げだーとか
うつらうつら
思って歩く。

アパートの窓から
見える猫の額ほどの
庭を見ながら
パラパラと
本をめくる。

次の。
次へ。

また、次の。

ベッドは
図書館の借りられる
限界の10冊が散らばる。

写真とか
美しいフォントの文字とか。
あの世界を風刺した
絵とか。

なんかこういう
状況が好きなのだ。

畢竟、
僕はタッタカ
そこに足を運ぶのかも
しれない。

多分。


読んでくれて
ありがとうです。

明日もまた良い日を。



2010年07月26日 Posted byun at 19:41 │Comments(0)

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