動物の目はその先をのぞいているようで。


ある道すがら
目があった。

それは未確認生物でも
なく、どこにでもいる
猫だ。

僕を意識するわけもなく
ただ木陰にひっそりと。

そこにいる。

目は遠くを見ている
ようで
でも、近くの鼠を
とらえられるような
ニュートラルな目。

誰をねらう訳もなく
そこにただ生きているという
目がそこにあるのだ。

ただそこに。

耳をすませば
電車が走る音が
耳にとどく。

それは
近くなのか
遠くなのか
わからないけれど。

僕にとどく。


明日もまた
よい日であるように。

読んでくれて
ありがとうです。



2010年07月23日 Posted byun at 18:52 │Comments(0)

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