読む。


特別なことは
ないけれど
長い時間歩いてみた。

途中
変わった日本家屋に
目を奪われながら
妙に
フンボルトペンギンを
バックパックに
いれて
盗んだという
ニュースが気になった。

確か朝日新聞のweb上に
載っていたのだ。

前は動物を
飼ってみたいと
考えたこともあったけれど
どうにも落ち着いて
ないせいか
あまり考えないように
なってきた。

ペンギンは
愛らしい。

気になるのは
やはりお風呂で飼うか
どうか。
単水で大丈夫だろうか。
海水の色に近づけるように
バスクリンなんて
もってのほかだろうな。

首輪はやはり付けるのか。

捕まる恐れがあっても
グラスゴーの街にある
小さな公園を
ヒタヒタと
散歩させたりするに
違いない。

晴れて芝生が
気持ちよくても
結構
冷たい
コンクリートを好んで
歩くことは確かだろう。

そして
途中にある
ピンクと緑が基調の
アイスクリーム屋さんで
涼んだり
名前を聞かれたり
するのかもしれない。

というのも
ニュースなんて
全然見ない読まない
59歳くらいの女性が
店主だから拉致された
ペンギンだとは
きづかない。

ましてや意外と
動物園でストレスを感じて
いたのか
今が幸せな雰囲気を
出していたり。

なんかそうなると
そのペンギンと
そうしてしまった男性との
カルマすら感じてくる。

そ、そんなことを
延々と考えてたら
僕は
長野駅から若槻の
ツルヤまで歩いていた。

いつのまにかである。

途中
お酒を呑んでいないにも
関わらず記憶が
飛んでいる。

どれだけ
ペンギンが気に
なっていたのか。

たまの散歩も
あまりの考えごとは
気をつけないと
いけない。


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月31日 Posted by un at 12:10Comments(0)

象は何頭いるのだろうか。


そういえばと

珈琲を淹れながら
すこし昔を
思う。

あれだけ
悲しかったことも
今は想うだけのもので
それの辛さや重さは
あまり残っていない。

その分
嬉しさや倖せなことは
幾分
心に響いてくる。

どうしてだろうか。

悲しみは意外と
軽いのか。

それとも
アフリカの象のように
重いがために
見えないくらいの
地下へ行ってしまうのか。

とにもかくにも
つらいことだけれど
この時期は大切に
しなくてはいけない
わけだ。

いつのまにか
僕の悲しみは
忘却の彼方へと
ストンと落ちてしまうから。

この冷めた珈琲も
また、一頭の象で
この一瞬を
大切にしたい。


なんか
重いですね。朝から。
今は書かずには
いられないのです。
象でやわらかくなるかな
と思ったら悲しみは
増量しました。

また友人には
どうでもいいことを
つつかれ、、、

地下へ行った象に
餌はあるのか。と。

もうなんなんだ
あいつは。笑

また
今日もよい一日を。

読んでくれて
本当にありがとうです。
  


2010年01月30日 Posted by un at 06:03Comments(0)

立ち止まってみた。


すこし
クルマを走らせて
時間をつくった。

なんかせわしなく
動かないで
立ち止まってみたのだ。

過ぎた時間は
少しだけれど
雲の動きとか
川の流れとか
散歩をしてる人とか
滑らかにみえてきた。

まだ時間は
かかるかもしれない。

しかし
また僕は
変化できるかもしれない。

流れの中にいる
一羽の鵜をみて
そう思えてきたのだ。


よい午後を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月29日 Posted by un at 18:26Comments(0)

川。


流れには
ゆるやかさや
はげしさがある。

どちらにしても
泳ぐ魚はそれに
一体化し
すすむ。

前へ進む流れだから
前にしかいかない。

晴れた日も雨の日も
川の流れのように。

苦しくとも。


よい夜を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月28日 Posted by un at 17:37Comments(0)

思う。


村上春樹は
言った。

レコードは
もう先に進まない
止まった文化。

このごろ
考えるのだ。

先へゆく事と
止まっている事の
違いを。

人は前へ
進めばいいだろう。

しかし物はどうだろう。

さて水曜日。

がんばろう。


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月27日 Posted by un at 07:21Comments(0)

ほさかたけし。


常にそこを
生活の主には
できないけれど
美が陽が溢れている
建物があった。

建築家
保坂猛氏。

知らなかったが
J-waveのナビゲーター
クリス智子氏から
知った。

彼女の感性が好きで
ブログをいつも
読んでいて
偶然の出逢いだ。

ただ観る。
ただ生活をする。

その二つにわけて
僕は建物を
みるのだけれど
彼のものは前者。

何はともあれ
美しいと思うのだ。

http://www.hosakatakeshi.com/


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月26日 Posted by un at 06:25Comments(2)

アパートメント。


そこは
すこし変わっていた。

階段には
蔦がすらすらと伸び
入口のドアは木製。

建物のまえには
貨車がおいてある。

駐車場の
蛍光灯には変わった
飾りがつけられていて
部屋の前には
小さな庭があり
太い木が植えてある。

台所とトイレが
離れていて
実にいい間取り。

暗いという欠点は
いいとして
ここに呼ばれていると
感じた。

さて
どうなるか。


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月25日 Posted by un at 07:29Comments(0)

うっかり。


昨日
はじめて
ブログを書き忘れて
しまった。

頑なに
毎日、毎日を
頭に巡らしていたが
すっ、と思考がひいた。

文を書くことを
生業にしている人の
苦しみはこの
すっ、と。
が、出てきて
しまうと大変だろうな
なんて想像していたら
一日が終わった。

うっかりも
あって
ばったりの
閃めきに
出くわす。

すこし
ゆるやかに
考えるようにしよう。

2010年。


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月24日 Posted by un at 08:09Comments(0)

二羽。


空をみれば
二羽、白い鳩が飛び

信号待ちの時には
二羽の
スタンダードな鳩に
足留めを。

なんだか
鳩や
その数字に追われてるような
そうではないような。

ときどき
妙に
気になることが
起きるものだ。
  


2010年01月22日 Posted by un at 16:15Comments(1)

すもう。


夕刻
あの間合いが
好きだなと
思った。

かならず
時間いっぱいまで
力士は間をもち
力と力で競る。

サバンナの
肉食動物のようであり
どことなく
華麗な姿も時折みせる。

土俵という丸のなかは
身体からできる
一瞬の
芸術とも言っていい。

僕はどことなく
毎日急ぎすぎて
ないだろうか。

すこし
顧みた水曜日。


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月21日 Posted by un at 05:59Comments(0)

住む景色。


クルマを
走らせていると
山や街や川や空や
景色が目に入ってくる。

そして
コンピュータみたいに
頭のなかでは
記憶とそれが
擦り合わさる。

そしてそして
ノスタルジックが
精製されるのだ。


では
今日もよい夜を。

読んでくれて
ありがとうです。

  


2010年01月20日 Posted by un at 17:26Comments(2)

うなづく。


遠くにひろがる
山と山。

足元を見たり
遠くを
みたりしていると
なんだか
僕は
山に励ましてもらいながら
うなづいているようで。

いろいろあるけれど
今日も前へ
進もう。



  


2010年01月19日 Posted by un at 06:56Comments(0)

ガスト南長野店の朝7:00。


すこし
本をだらだらと
読みたかったので
早朝に
ファミリーレストランへ
出かけた。

朝陽がうつらうつらと
出る時間でまだ
お客も少なかった。

近くの林檎畑の
霜に光が反射するのを
みながら
僕は
店内を見まわしてから
入口のドアをあけた。

ふんわりと
トーストの薫りがする。
それと
コーヒー。

どのくらい
使われているのだろうか。
うす茶色の
席について
本を積み
そして
手帖を広げる。

なにも考えず
香った
飲み物だけを
頼んだ。

そうしたら
彼女は不思議そうな
顔をすることなく
安くてお得な
トーストセットを
すすめてくれたのだ。

確かに安い。
お得である。

僕は
驚いた。

ただ頼まれたものを
ただ運んでくるのが
ファミリーレストラン
ではないのか。

それと
マニュアル通りにも
程があるというのが
今までの体験から
感じていたわけで
度肝をぬかれた。

こうなると
その後も
彼女の動きが
気になる。

僕は本を盾として
彼女を観察する。

こうなると少々、、

いや、怪しいお客だ。

見ていると
眈々としているけれど
自然であたたかい
もてなしを
くり返ししていた。
自分マニュアルというのが
あるからこそ
出来るのだろう。

なかなか
こういう方に
会うことは少ない。

なんだか
早起きはなんとかと
いうがまさに
そんな朝だった。

あなたも
どこかで
コーヒーとか
朝食を食べたくなったら
ガスト南長野店へ
どうぞ。

あたたかい
時間を過ごせます。

ただ
メガネをかけた
彼女がいた場合ですが。


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月18日 Posted by un at 11:18Comments(0)

カモメ。


コーヒーを
淹れながら
いつも友人から
送られてくる写真を
眺める。

生活の一部がうつり
時折、人や動物が
そこに入りこむ。

看板や
空からの陽。
流れる川やスタジアム。

街ですれ違う人とは
接点をなかなか
みつけられない。

けれど
写真に写っているのを
見るのも交差かも
しれない。

カモメが港で
人を眺めるのと
同じように。

みんな交差してるのだ。

すこし
冷めたコーヒーを
飲みながら
なんだか
友人に会いたくなった。


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月17日 Posted by un at 06:29Comments(0)

川と船。


川に船がとおる。

蒼い橋から
それをみると
毎日ここを通っている
ことを忘れる。

子供が眺めていたら
なんだか
どこかの物語り
みたいに見えてしまう。

飛行機雲も
だいたいは
同じ空にあらわれる。

同じということは
なにか
優しい感じがするのだ。

それを守るためとか。

何かを犠牲にしながら
同じこととなるわけだから。

毎日
続くことは
そこに意味がある。

そして、何かを
背負っていることを
感じると
実に興味深い。


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月16日 Posted by un at 05:25Comments(0)

空から。


生まれて
はじめて
雪虫を見た。

聞いたときは
空想上、比喩な
生き物と思っていた。

しかし、休みの日に
林檎の収穫をしたとき
偶然にも農家の人に
みせてもらった。

それは
手のひらに
ひっそりと呼吸を
整えるようにいた。

本当に雪のようで
羽がまっ白。

飛ぶ姿も
千鳥足風。

なんだか
素敵な休日になったのを
覚えている。

空からやってくるものには
どこか現実から
かけ離れてしまうけれど
もしかしたら
嘘に聞こえるものこそ
真実なのかも
しれない。


では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月15日 Posted by un at 07:50Comments(0)

gauche。


身体のサイズに
机があってないね。

笑われながら
昨夜は
大切な人と食事をした。

音楽はゆらゆらと
ボサノヴァ。

茶色の椅子の近くには
古くからある
白のストーブ。

小さな窓から焰が
みえる。

周りには
作家の作品が
美しく並べられていて
白の布が
窓にかかり
夜を、街を遮断していた。

僕らは
10日間のいろいろな
話しをしながら
水でグラスを鳴らした。

オーダーをしたのは
プレートのセット。

玄米ごはんと
キッシュと
白菜の煮込みが
すこし。

スープは
トマトベース。
大きめの
ミートボールに
大きくカットしてある
赤のパプリカ。

口から
からだの内側に
優しさとやわらかい
白菜のミートボールの
美味しさが
ふわ〜と広がった。

聞こえていた音楽も
ゆっくり語っている
詩人の声のように
耳にひびく。

水曜日の夜。
7:00過ぎ。

すこし旅をしたような
やさしい夕食となった。


あなたも
時間を作って
gaucheへ。
http://gaucheblog.exblog.jp/

では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。

  


2010年01月14日 Posted by un at 09:18Comments(0)

上をむくこと。


道を歩いていると
知り合いの方から
声を
かけてもらうことが
多々ある。

それも
随分遠くから
徐々に声をかけている
ようで気付くのは目の前
なのだ。

関心がないわけではなく
どうも目線が
高いようだ。

すこし前に友人と
食事をした時に
そんな話になり
僕はビルの三階くらいの
位置をみていて
それについて
多いに笑われた。

小さいときは
下をみながら
歩いていた時が
多かった。

蟻や通り過ぎる猫。
雨の日は
子連れのカエルを
見ながら。

しかし、いつのまにか
身体も気持ちも
上を見ていた方が
気分が上がると思いこみ
高い位置になった。
そんな具合だ。

モノには限度がある。

今年は目線を落とし
知り合いをいち早く
みつけるようにしたい。

限度をこえない程度に。



では
今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月13日 Posted by un at 06:32Comments(0)

手紙。


そういえば
書いていない。

どちらかと言うと
あの赤いポストに
入れるよりも
届くとうれしい手紙。

印刷したそれよりも
その人の文字が
書かれていると
あたたかい。

ハワイや
ロンドン
パリ
直島
世界からびゅんびゅんと
毎日
届くと僕も旅をしている
気分になりそうだ。
頭んなかに音楽も
流れてくる。

やはり
これは
来るまえに
筆を持つことだなと
妙に決意じみた
火曜日の
朝だった。

今日もよい一日を。

読んでくれて
ありがとうです。
  


2010年01月12日 Posted by un at 06:31Comments(0)

季節の間。


ニュースを
見ていると
受験のことが
流れる季節になってきた。

ひとつひとつの
単語を拾ってゆくと
予備校、家庭教師、補習
短期集中、
ありとあらゆることが
受験に注ぎこまれている。

サクラサク。

ここまでには
多大な苦労を本人と
家族が体験していき
小さな映画も
撮れてしまうくらい
ドラマチックだ。

僕はいままで
受験は二回しか
体験していない。

ついでに言えば
合格したときに
涙が出るなどという
感動の春をむかえた
こともない。

だからなのか
その反動か
社会人になってからの
方が資格取得に躍起に
なり合格のときは
涙した。
それも
美容院の駐車場で
結果を聞いてしまい
涙目をどうしようか
悩んだことが懐かしい。

今年は一つ
大きな目標を立てたけれど
果たして涙にいきつくのか。

なんだか
ニュースをみていて
自分も励まされてる
気分になった。


では
よい午後を。

読んでくれて
ありがとうです。

  


2010年01月11日 Posted by un at 12:11Comments(0)