憂いと豊かさの間にある連絡先がわからないという事。


連絡がとれないことは
憂いや焦りを携えている。

しかし、
豊かさがそこにあることも
否めないことも
僕は分かってきた。

好きな人の番号をmailの
アドレスを僕は知らない。

いつも一緒にいる人なんだけど
連絡のときに必要なそれを
知らない。

何でなんだろうと思うけれど
湖の上に黄色のボートが浮かぶように今はまだ必要がないのが時間の流れだなんて思っている。

声を聞きたいと思っても
気持ちを伝えたいと考えても
何もできないのだ。
だから。

そんな状況を友人は笑うけれど
僕はなんだかその
「わだかまり」のなかに
豊かさを感じる。

相手を想像し、好きな人を強く
思って反芻するからなのだろうか。分からないけれど。

それと、早さや遅さという
スピードの感覚がなく
あるのは「待つ」ということと
「今ここにある気持ち」に
触れることが出来る
ということ。

強く心を意識して
その好きな人を想う。

誰の気持ちにも触れることなく。


今までに
出逢ったことがない人に
出逢えたこと。

限りなく
感謝したい。

そんな水曜日だ。




2013年04月24日 Posted byun at 09:57 │Comments(0)

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