雨が窓から反射して


それはそれに縋るみたいに
そのカタチに
惚れ惚れとする。

入り口のまえに
すこしの
階段があると
ニューヨークの友人の
アパートを思い出す。

彼女は言った。

なにか
毎日の生活みたいでしょ。
て。



登らないと
ドアはなくて
開けることさえ
できないの。
て。

ときおり
何か嫌になると
思い出す。

何げない
それに
いつも
助けられている。

それは
僕だけでは
ないのかもしれない。


多分、ですけど。



2011年02月09日 Posted byun at 14:08 │Comments(2)

この記事へのコメント
ふとしたことで思い出すことあるよね。そういう思い出のかけらがいろんなところにころがっているのだね。
Posted by nama at 2011年02月10日 13:46
nama氏

コメント
ありがとう。

何げない言葉とか
仕草であるとか
頭にのこってるよね。

小さいこと
なんだけれど
いいんだよね。
Posted by un at 2011年02月10日 19:48
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